婦宝当帰膠の効果について記しています。
婦宝当帰膠は当帰が主成分の漢方薬です。
「当帰ってなに?」と疑問に思うでしょうが、当帰とはセリ科の植物のことを言います。
名前の由来は、遠い昔に女性特有の病気にかかったことで、夫から見捨てられた女性が薬草を服薬し続けた結果、回復するだけでなく病気にかかる前より美しなったことで、夫が帰ってきたというエピソードから「当然帰る」ということから「当帰」と名付けられました。
エピソードからわかるように、病気の回復だけでなく美容効果も高く、まさに「女性のためのできた植物」と言えます。
人間は30代、40代、50代と年齢を重ねるごとに体力や内臓が衰えていきます。
これは酸化が原因で体中のあらゆる器官が老化していくからなんですね。
生殖器官も同様で、年齢を重ねるごとに妊娠の確率が低下していきます。
当帰には酸化を防止するビタミンEがたっぷり配合されているので、いつまでも生殖器官や体を若く保つことができます。
婦宝当帰膠は当帰以外にも8つの生薬で出来ています。
体温調整効果のある芍薬と川きゅう、不整脈やだるさを解消する地黄、造血効果のある帰経、滋養強壮効果のある党参と黄ぎ、めまいや動悸に効果のある茯苓、ストレス軽減効果のある甘草です。
このように婦宝当帰膠はたくさんの効果があり、あらゆる角度から女性の健康を維持できる漢方薬なんですね。
妊娠するためには体内のホルモンバランスを安定させなければいけません。
しかし、どんなに些細なことでも体調を崩すとホルモンバランスが崩れてしまい、妊娠することができません。
そこで婦宝当帰膠を毎日飲むことで毎日の健康を保ち、不妊を解消することができるんですね。
婦宝当帰膠以外にも不妊に効果のある漢方薬はたくさんあります。
その一つである加味逍遥散について説明します。
加味逍遥散は主に女性の血のトラブルに効果があるんですね。
血流に異常があると月経が正常に行われず、それが原因で不妊になってしまいます。
それ以外にも血流も悪くなることで体温調整が不安定になり、冷え性、のぼせなどを引き起こします。
そこで加味逍遥散を服薬することで血行が改善されて、体温や月経だけでなく、頭痛、肩こり、不眠なども解消されます。
またリラックス効果もあるので、不妊の原因であるストレスに対しても効果があります。
ただ効果が高い反面、他の漢方薬を一緒に飲んでしまうと副作用が生じてしまう危険性もあります。
服用前は医師などから十分説明を受けたほうが良いでしょう。